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〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場1丁目13番1号(竹田ビル)
工事名 | 期間 | 所在地 | 概要 |
Nビル外壁改修工事 | H28.01.30〜02.28 | 大阪市中央区 | RC造6F建の外壁塗装工事 |
施工前 | |
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RC造6F建のビル 室内で雨漏りが発生。原因の調査を開始しました。 | |
室内の隅角部他に雨染みを確認。RC造に見られる雨後、時間をかけて室内に漏水する状態でした。 | |
隅角部上部のサッシ廻りシールの劣化及び サッシ方立内の雨水浸入を確認。クラック等悪所を探しましたが… | |
上階屋上には目立ったひび割れ等は確認出来ず。 | 袖看板跡腕から躯体に雨水浸入の可能性も考えました |
腕下部に水抜き穴を穿孔し水抜き。劣化部をコーキング。手の届く範囲での補修を行いましたが漏れは止まらず | |
足場なしで確固たる悪所の確認が出来ず、塗装年数や塗膜状態を考慮し外壁全面の改修を希望されました。 | |
目視による調査開始。 | 全体的に白亜化が見られました。 |
配管ラッキング、高架タンク架台等鉄部随所に発錆確認。 | |
目視により確認出来るクラックもありましたが、 | |
RC造で躯体内まで浸食するような患部ではない感じでした。 | |
浸水が有力と予想された最上階サッシの上部を目視で調査。 | |
サッシ上枠に浸水跡を確認。外側からでなく上部コンクリート内より雨水が浸入した感じでした。 | |
サッシ上部より方立を伝い雨水が漏水。 | |
正面スチールパネル目地シール 経年劣化。 | |
三方壁はコンクリート面。目地シール部劣化。 | |
窓ガラスビートが室内外ともに著しく劣化。 | |
樋漏斗付近 ジョイント部破損。 | 換気口の一部より室内雨漏り確認。 |
施工中 | |
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打診調査による悪所マーキング。 | 平場面の「浮き」がいたる所で確認。 |
「浮き」は雨水の浸入により壁内部が空洞化する事で、表層の塗膜が劣化する事でよく生じる現象です。 | |
塗替えが遅すぎた為塗膜の耐水・耐候性がなくなった結果だと推測されます。 | |
最上階サッシ上部は全面的に「浮き」が確認されました。隅角部やサッシ方立内の漏水の原因だと思われます。 | |
打診調査の結果、壁上階付近に悪所が集中していました。塗膜剥離(青マーカー)・欠損(赤マーカー)。 | |
袖看板腕も今回撤去に決定。 | |
サッシシール 劣化によるめくれ。 | 窓ガラスビート 劣化による外れ。 |
亀裂部改修 シールの充填量確保の為Uカット斫り。 | 溝清掃後、シール密着を良好にする為プライマー塗布。 |
シーリング材充填。 | ヘラ押え後、フィラー擦り込み。 |
浮き部改修 ピンディング樹脂注入工法を採用。注入穴穿孔・孔内エア洗浄。 | |
エポキシ樹脂注入 | ステンレスピン挿入 |
フィラー擦り込み | |
塗膜剥離部 斫り | ケレン・清掃 |
樹脂モルタル塗り込み | |
欠損部 斫り | プライマー塗布 |
エポキシ樹脂モルタル充填。 | |
露筋欠損部 斫り | 鉄筋錆落とし |
清掃 | |
錆止め塗布 | プライマー塗布 |
エポキシ樹脂モルタル充填 | |
下地補修後。 | |
換気扇廻りも木枠が雨水により腐食して室内の漏水に繋がったと思われます。加工鉄板張り・シリコン補修。 | |
袖看板腕撤去。 | |
撤去後樹脂モルタル補修。 | |
打継目地打替え 旧シール撤去。 | 清掃後プライマー塗布。 |
ポリウレタン樹脂打ち込み。 | ヘラ押え。 |
窓廻りシール打替え 旧シール撤去 | 清掃後プライマー塗布 |
ポリウレタン樹脂注入 | 施工後 |
旧ガラスビート撤去。 | シール打ち。 |
施工後 | |
モルタル補修跡山出し塗装パターン付け。 | |
微弾性マスチック全面塗装。 | |
マスチックの上水性シリコン塗装。 | |
水性シリコン2層仕上げ。 | 避雷針アルミニウム塗装。 |
鉄部下塗り エポキシ錆止め塗装。 | |
高架タンク アクリルシリコン塗装。 | タンク架台・配管ラッキング 錆止め塗装。 |
正面パネル下塗り エポキシ錆止め塗装。 | |
錆止めの上ウレタン仕上塗装。 | |
正面パネル目地シール打替え。 | |
パラペット部は撥水性を高める為、ウレタン防水材塗布仕上げにしました。 | |
防水材トップ塗り。 | |
鉄部錆止めの上ウレタン2層塗り仕上げ。 | |
各漏斗不良部補修。 | 各階換気扇ウェザーカバー取付。 |
ガラスビートシール打ち。 |
施工後 | |
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施工後。 後日調査により、各所雨漏りが完全にとまった事を確認しました。 | |